アートプリントジャパン社「ばらの香りカレンダー2022」12月を担当させて頂きました。

今年も残すところ1週間となりました。
化粧品の顔パックをいただきました。あまり特別な美容に興味なく、ともかくクレンジングと基本的な保湿が好きな私なので、シートパックをしていると聞くと、何だか時間がかかりそうと思って手を出しておりませんでした。「うきうきホリデーの香り」と書いてあり、人の感覚に共通する香りって???と半信半疑で試してみたら・・・うきうきじゃん?!

嗅覚は、なかなか難しい表現で、個人の経験によるところが大きいと思うのですが、見事でした。ワインの表現は、決まった香りの表現の仕方があるということに感嘆します、音楽はその場が広く見えたり、雄大な時間の流れ、愉しい仲間とくつろぐ雰囲気など表現できることがあると思うのですが、嗅覚に訴える、触感に訴える、はハードルが高いです。

赤の薔薇は”ラズベリーエレガンス”
ソフトオレンジの薔薇は”チアガール”
白のスカビオサ、
葉っぱは、シモツケゴールドフレーム、ヒペリカム、ゼラニウム

ラズベリーエレガンスは、芍薬のような開き方、ふさふさと花びらがたっぷりした薔薇。でも気温が低い時期は開き切らずに、クオーターロゼット咲のまま楽しめます。香りが全くないのがポイント。食卓に飾っても、食事の邪魔をしなくていいですね。
チアガールは、ピンクに近い時もあれば、オレンジに近い時もあり、なかなか色幅のある薔薇です。カップ咲きで素直なふんわり感が好きです。
葉っぱや、スカビオサのつぼみを飛ばして、かしこまらない雰囲気を心がけました。
1月に入るかと思っていたので、まさかの年納。
佳いお年をお迎えくださいねを伝える大役、ラズベリーエレガンスが引き受けてくれました。今年も多くの薔薇に感謝、応援してくださった皆様に感謝です。ありがとうございました。

あおいとりコーポレーション 飯田英里