もともと喉が弱いので講師業を務めることは難しいと感じていたのですが、20代の時にやりたかったことに挑戦するために、10年間近く準備期間をおいて写真教室を引退しました。フリーランスで活動するということは、ほぼ自分で決断して、動かないといけません。どうしても一匹狼になりがちです。

若い時に集団の中で働くことは意味があると思っています。自分のスキルを高める以外に「誰かに頼る」ということを覚えるためです。「頼れない人」は、「誰からも頼まれにくい人」になっていきます。スタジオカメラマンとして久しぶりに組織の中で働いたときに、その時は自分しかカメラマンがいなかったので「やるしかない」状態でしたけども、それぞれの専門分野で能力を全開に出していくのは心地よいものがありました。

もうちょっと組織で働きたいなと思い始めました。やっと今、何十年ぶりに会社員です。
子育てしたことがある人も、人を頼る術を身に着けているなと感心します。ひとりでは子育ては不可能ですからね。

「誰か、たすけて~」と気持ちよくお願いできる人になること、とても大事なことです。

SNSをやめようと思ったのですが、自分の教え子の活動や、旧友の近況、親友の発表、尊敬する人の考えなどを知ると励まされるのと一緒で、どこかで応援してくれているみなさんにご報告することは、私への想いに応えることかもしれないと思い、まだしばらく続けてみようと思います。規則正しい生活においても、体力が第一なので、お仕事のオファーを頂いてもお応えできないことは多いのですが、お許しください。

庭に咲いたバラを。昨年の写真です。
淡いピンクは”ヘリテージ” これが、この株の最後の花となりました。夏には小ぶりな花になります。
一番多く入っているベージュシルバーがかった藤色のばらは”アッシュ・ウェンズ・デー”
左上と右上の白ばらは”アリスター・ステラ・グレイ”
どの子も可愛いばらです。香りの素直な石鹸香、レモン香、清潔感のあるところもチャーミングです。今年はばらと紫陽花は休眠中なのか、あまり咲きませんでした。そんな年もありますね