コロナが収束した訳ではないですが、先月、何年ぶりに生徒さんたちにお会いしました。久しぶりにお会い出来ることがなんとも嬉しくて。
停滞していた数年のような気はしましたが、そんな中でも各々、変化した生活をされていたことを垣間見ることが出来ました。

人生の大先輩のこつこつ作られた庭、庭は生き方にも通じてます、年齢であきらめたりしない情熱にも心打たれました。膝が痛かったりすると高い垣根の剪定をすることや、植え替えで地面に接するのはしんどい時もあると思うのですが、「植物と自分だけの世界を味わうことができる喜び」ですって。言葉になると、衝撃のある愛の言葉です。いたく感心しました・・・

素適なお庭で、園芸談義に花を咲かせ、夢中で写真を撮る、なんてすごい!!特別なことなのでしょう。お庭で摘んだ新鮮そのもののレモンバーム、カモミールが楽しい会話で、カラカラの喉の私たちを潤してくれます。

たくましく育ったドロシーパーキング。根こぶ癌腫病、モグラ穴にやられているらしいですが、微塵も感じません。根こぶを切り取って、ハーブ用の消毒をしている、最近は根こぶ癌腫病は幹部を切り取って消毒する方向らしいですよ、とはじめて伺いました。私自身も1株目のバラを泣く泣く廃棄した時にふと感じた疑問、人間のガンだって切除するのが治療なら、根こぶ癌腫病も同じなのでは?だいたい世の中に蔓延しているウイルスを防ぎようもない、と思っていたので、同士がいることは心強いと思いました。
Yさんの愛情たっぷりかけて育ったドロシーパーキングの見事さに、サッと射した光、なんとも美しくて。今日のことは忘れない気持ちを写真に込めました。

Yさん、ご一緒してくださった皆様、ありがとうございました。心からの感謝を込めて。

 

あおいとりコーポレーション 飯田英里