我が家は、近所に、どちらの両親も住んでいます。私の母は買い物ついでに寄ったり、私の不在時でも予告なく訪れます。この写真のヘレボレスは、母に「庭のヘレボレスを捨てないで、ドライフラワーにすると綺麗だから」と話しておいたのを、綺麗な状態で届けて、花瓶に活けておいてくれたものです。帰宅したら飾られてました、毎度ながらビックリです。ドライにするのは勿体ないので、しばらく飾って、玄関を楽しい空間にしてくれてます。ありがたいことです。
先日も私の不在時に、「オアシス(花を飾る吸水性のフォーム)譲って」とやってきたらしいのですが、夫、当然、どこにあるか分からず。でも、母いわく「大丈夫、しまってあるところなんて想像つくから」
で、見事に持って帰ったそうです。

そういえば、収納というものは、親の習慣を、習慣づけられているところがあると思うので、親子だと想像つく場所にしまってあるのかもしれませんね。出しやすいところに置くのが好きな人、ともかく片付いているのが好きな人、収納先の美しさにこだわった収納が好きな人、いろいろおられます。
親子の性格と能力が一致しているといいのですが、完全な一致は有り得ない。
所詮、人間は違う存在なのだから、互いに、理解しようと努めるしかないですよね。

収納は小競り合いの原因にもなったりするので、妙な場所にしまってあっても「へー、おもしろいなー」という心が必要かもしれません。ご老人がバスタオルを冷蔵庫にしまうのを発見したお子さんが、これはボケでしょうか?という話は、何度となく聞く話ですが、もしかすると、お風呂上りに、冷え冷えタオルが好きなのかもしれません。