アイスバーグ

言わずと知れた名花ですね。氷山の名にふさわしい、近寄りがたい高貴な印象があります。大人気のバラですね。このバラの魅力は、もう少し開いていない下の写真のような時だと思います。カップ咲き、香りはないと言われていますが、バラらしい香りだけどもなぁ??首が細いので、花瓶にいれるとうなだれるのがガーデンローズのアイスバーグです。切り花用に育てている農家の方は、まっすぐに育てるために、プロの技を駆使しているのだと思います。
引越の際に、一度、枯らしてしまい、このアイスバーグは二代目。近所のお花屋さんで、100円で売っていたので、あまりに可哀想で買って帰りました。つるアイスバーグ、茎が細いので、仕立てやすいです。トゲも少ないのですが、良いことを発見。シベの部分の裏気がわりと多いので、ゾウムシにやられないのです。

 

毎年、ゾウムシとの格闘なのですが、あんな小さい粒みたいな虫なのに、産卵する際に茎を傷つけて産み落とします。結局、そこから先は枯れてしまうので、やっかいな虫です。今年は、やわらかい茎の部分に綿を巻いたら、侵入を防げるのではないか?とすべてのバラで実験したのですが、アイスバーグはもともと裏毛があるので、近寄れないようでした。(ところどころ綿が見えるのは、取り除けなかった綿です)黒点病には弱いけども、この清楚な美しさは格別ですね。二代目もぐんぐん成長しているので、これからも楽しみです。